ジーコ解任論3
なんか、まだ騒いでるほどじゃないが、戦術的なことは
おなじみの『La Societa ラ ソチエタ』に書いたとおり。
ここでは、それ以外に書けなかった、感情やその他のことについて語りたいと思う。
昨日のいや、もう一昨日になるのか、チェコ戦である。
「勝ってしまった」というのが一番である。
ジーコ解任派だろうと擁護派であろうと、本気でチェコに勝てると思ってた人は少ないハズ。
もし思ってた人が居るならば、それはどうにかしてる。最低でも「やってみないとわからん」でないと。
日本がチェコに勝ったのはイイことである。それを否定できる、試合内容ではなかった。
(オマーン戦や、シンガポール戦は試合内容否定できる)
ましてやアウェーで、あの内容だったら素晴らしいとしか言えない。
だけど、いくら勝っても、チーム力からすれば、「チェコ>日本」よ。
これはFIFAランクがどうのこうのでなく。仮にFIFAランク出しちゃうと、72位のハンガリーに負けた日本は
「ハンガリー>日本」になっちゃうしね。
弱い者(ランクの低いチーム)が、強い者(ランクが高いチーム)に勝つから、サッカーって面白いんだよ。
結果だけ追求していったら、「韓国>日本」というW杯での成績から見てこうなる。
ところが、日本人は誰も韓国より劣っているなんて認めたくないはずだ。
それは、日韓戦ってのが、いつも熱い何かを感じさせるからだ。
だが、ドイツW杯予選でそれを感じた人はいるだろうか?
正直オマーン戦なんて、ロスタイムで帰ろうかと思ったよ。
1-0で勝とうと、10-0で勝とうと、熱いハートがこもった試合が見たいのである。
例えば6-3だった97年のフランスW杯予選vsウズベキスタン戦。
カズがハットトリック決めて誇らしげにカズダンスやる姿など、熱く感動させサポーターを一体にしてた。
他には2-2だったハッサン2世杯vsフランス戦。
結果的にはPKで大会としては負けたけど、熱く躍動したのは森島のガンバリだった。
あるいは、最近では日韓W杯予選グループ初戦のvsベルギー戦。
この試合も引き分けだった。しかもホーム。だが熱くさせたのは稲本であり鈴木であった。
それがチェコ戦で垣間見れたのは、賞賛に値する。
だが、1試合の勝利で、全てが終わるわけではない。
これを次につなげる努力を怠るようであれば、やはりジーコは辞めるべきである。
ポイントは「3バック」と「欧州組」である。
なんかうまくまとめられなかったので、続きはまた今度・・・
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