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インド戦を前にして

もう一度、振り返っておこうではないか。
6月9日埼玉スタジアムにて、ドイツW杯アジア1次予選・日本vsインドが行われる。
ヨーロッパの親善試合4試合で、2勝1分1敗の成績を残した日本だが、今あなたはどう思う?
仮にインド戦で負けたら、あなたは「解任派」になる?それとも最後まで「擁護派」で涙を飲む?

たしかに、過去2戦日本は負けてはいない。だが、引き離してもいないのだ。
恐らく、オマーンもこのまま全勝でいくだろう。
4ヶ月後、今度はオマーンのホームで試合があるのだ。このままで行って、勝てれば問題ない。
その前にアジアカップのグループリーグで当たる。もしどちらも勝ち残れば、決勝や3決で再度当たる可能性だってある。
つまり、最大で4試合オマーンと試合をしなければならないのだ。そうなれば、オマーンにも情報はたくさん集まる。
よく日本では「10回やって2,3回勝てればイイ相手」と表現することがある。
それが、4試合もやったら?偶然は生まれるかもしれない。

さて、現状の成績をおさらいしておこう。
1位-日本 勝点6、得失差+2、得点3、失点1
2位-オマーン 勝点3、得失差+3、得点5、失点2
3位-インド 勝点3、得失差-3、得点2、失点5

注目すべきは、得失点差である。AFC及びFIFAのルールでは、CLやリーガで見られるような「当該成績」は、採用していない。
勝ち点が並んだ場合は、得失点差が先に優先されるのである。これを踏まえて、上の成績を見てもらいたい。
日本は勝ち点では3リードしているが、得失点差では2番目なのである。
勝ち点は1ゲーム差しかないのである。1度負けてしまったら、簡単にひっくり返せるのである。
これで、オマーンが日本戦で勝利すれば、当然順位が逆転しまう。

たしかに、今までは勝つことよりも内容を重視してきた。だが内容はついてこなかった。
ココに来て、そろそろ内容と共に結果も重要視しなければならないのではないか。
インドをナメているのではない。だが、得失点差で優位に立つことは、オマーンにプレッシャーを与えるのである。
簡単に勝つことはできない。だけど、「力を見せ付ける」必要もあるのだ。
3位のインドにも簡単に順位をひっくり返せる位置にいる。ましてや、もう一度対戦がアウェーで残ってるのだ。
インドに「まだ大丈夫だ」と思わせるのではない。力を見せ付けて、二度と甦らないようにする必要性があるのだ。

敵はオマーンだけで良い・・・。

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