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アジアのレベルは?

アジアカップを見て、感じたことがある。
たしかに、アジアのレベルは上がってきている。
だが、それは、「底辺が底上げ」されているだけであり、いわゆるアジアの列強国と目されていた、
日本を始め、サウジ、韓国、イランなどは、世代交代の失敗から、停滞期を迎えている。

その中で注目したいのは、やはりオマーンやヨルダンなどの、第2中東勢力と、再び波が上昇してきた旧ヨーロッパ勢のウズベキスタンなどである。

オマーンやヨルダンなどの、第2中東勢力は、これまでの中東アジアのサッカーを覆すような戦術が目に付く。
これまでの中東サッカーと言えば、「当たりの強さと堅い守備からのカウンター」が一般的だった。
事実、現在のサウジなどもこのようなサッカーをやっている。
だが第2中東勢力に関しては、当たりの強さを活かした運動量で圧倒し、ポゼションを高めてパスサッカーを展開していた。
まぁあとは、FWの能力の問題が、他のポジションに比べて追いついていないのは、アジア全体に言えることでもある。

ウズベキスタンに関しては、独立直後のアジア大会で優勝を経験しているが、98年のアジア最終予選でカズにハットトリックされてから、下降線を描いていたが、やはり人種の差か、骨太でガッシリした選手が多いようだ。

このような勢力が、アジア全体の底上げに貢献しているのは間違いない。今後10年後には、中国などの伸びにも期待したいが、現時点での中国は、やはりJリーグ開幕前の日本を見ているようだ。
当分、日本のライバルになることはないであろう。

さて、先に述べた今まで「アジアの列強国」と目されていた国々の地盤沈下は、アジアの底上げに反比例しているかのごとく深刻である。

特にサウジは、もはやかつての嫌らしさは微塵も感じない。W杯でドイツに大敗し、酷評されたが、それ以降何も変わっていない。
思えば、2000年のアジアカップでの、決勝戦は日本vsサウジだったことが、皮肉なモノである。
そのサウジは、アジアカップの予選ラウンドで敗退。カリスマGKアリディアイエの衰えと共に。

韓国は監督交代のゴタゴタに巻き込まれて、安定しないのが要因か。ホンミョンボの引退後のCB(リベロ)に、柳 想鐵を起用しているが、彼がボランチをやったときの方が、より強さが出るのではないか。
そうなるとCBの人材不足は、FWに比べてより深刻である。

イランは未だにアリダエイがCFをやっているが、衰えは隠せない。マハダビキアもアジアの引いて守るサッカーでは役不足。唯一、カリミが良い動きを見せているが、それをフォローする選手に欠ける。

そして、日本である。日本の深刻さは、韓国やイランのそれを上回る。
2002年のW杯以降、ブラジル人監督に命運を託したが、2年間経った今もなお、同じ過ちを繰り返している。
たしかに、重慶は暑いであろう。でもそれは、日本の夏の時期も同じである。言い訳にするにはバカげている。
ポゼションサッカーを第一に抱えたハズだが、監督の思い込みとは逆に、ポゼションはアジアの国にも劣る始末。
個々の能力の差が、相手を上回っている選手が何人かいるだけに、勝っているだけである。
日本のセットプレーは武器である。中村のFKは世界レベルだし、中澤、福西、鈴木と今までの日本サッカー界で類を見ないほどの長身選手が揃っている。
さらにはケガで離脱中の稲本、久保もセットプレーの攻撃には定評がある。

だが、今の日本には、サイドを縦に突破できる選手が存在しないのである。
思えば、「左サイドが不足」と騒がれていた時期もあった。
相馬が代表に呼ばれなくなってから、日本の左サイドにサイドバックやウィングバックができる選手が見当たらない。
それを克服するために、トルシエは、左ウィングバックに小野や中村を試したのである。
結果的に、小野が左ウィングバックでレギュラーを獲得し、中村はメンバー外になった。

それが、今や右サイドにも居ないのである。市川はケガが多く安定しない。名良橋は今更呼んでもしょうがない。
今の代表は、三都主と加地が担っているが、縦に突破できない→中央にドリブル→カットを繰り返すばかりである。
たまに突破しても、精度の低いクロスを上げて、攻撃に繋がらない。
だからと言って、トルシエが好んだ、右サイドに守備的な選手を置く役割も、三都主や加地にはできないのである。
これは残念ながら、U-23日本代表にも同じことが言える。
石川はウィングバックが専門ながら、世界相手だと全く縦に突破できない。森崎弟は元々はトップ下の選手。
駒野が左右両方できるが、まずは安定感を取り戻すことからではないか。
守備に関しては、徳永の右ウィングバックは、一定の評価、安心感はある。だが、攻撃には目をつぶらないといけない。

じゃぁ、サイドには誰がいるのか。
まず左サイドに関しては、中村の起用と、坂本(市原)を推したい。
中村の動きを見ると、やはり「当たりの弱さ」が目に付く。それを本人もわかっているかのごとく、サイドに逃げる傾向がある。だったら、最初からサイドで勝負させるべきである。
セットプレーという最大の武器を活かすために、積極的にドリブルを仕掛けているのだから。
坂本に関しては、ウィングバックというポジションに順応できるかどうかという問題がある。
日本の3-5-2DBの形で、市原の中盤の前を3人並べる(フランス代表やアーセナルに近い?)形のウィンガーとしての評価を、ウィングバックで同等にできるかどうか。

右サイドはより深刻である。
中田英は、キープ力(当たり負けしない)ので、やはり中央で使いたい。市川はケガばかりで、試合に出ていない。
加地、石川は論外である。徳永はA代表のレベルには、まだないと思う。
そうなると消去法で、西となるのか。好不調の波は市川にも引けをとらないが、爆発力はある。
ただ、代表レベルでほとんど見たことないのも事実。
藤田は左が主戦場になることが多いので。。。
こう考えると、やはり左よりも右の方が人材難だと思う・・・

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