自己満足なブログ

やっぱり、一度ヘタレになってしまうと、人間は変わらないだろうか。
山本昌邦のことである。語らなければならないことがある。

アテネ五輪アジア最終予選。
当時Ａ代表でもあった大久保、阿部を外してまで挑んだアウェーでの３連戦。
誰もが「大丈夫か！？」という疑問に答えるかのように成功した、大胆な采配。
そして、日本で行われた３連戦に、満を持して大久保、阿部を投入。
その二人も期待に答えるかのように、結果を残す。賞賛に値する大胆な采配。

ところが、歯車はどこから狂ってしまったのだろうか？
何度かこのブログでも言ったが、やはりオーバーエイジ(ＯＡ)枠の問題が大きいであろう。
ヘボＧＫのエラーから始まり、飛べない凧を最後まで求め続けた結果、アテネ五輪での大惨敗に繋がった。
ここでの無駄な私情こそが、山本のダメさの表れなのかもしれない。

予選では「名監督」だったのに、本番では「迷監督」に成り下がってしまってから数ヶ月・・・
古巣・磐田の監督として招聘される。
しかし、時期が悪かった。悪すぎたのか？
チーム自体も混迷期に突入しているのに、「迷監督では荷が重過ぎるのではないだろうか？」という疑問を抱いた。
シーズン途中だったこともあり、新シーズンへ向けての足がかりとして、天皇杯に挑んだ。
だが、そこに待ち受けるは、選手との確執ばかり。

就任当時のコメントを「常勝・磐田・没落３．５」で確認あれ。
＞今のチームは年齢層がいびつ。積極的な補強が必要」と、常勝軍団復活へ早くも構造改革を掲げた。
磐田が第２ステージ14位と低迷している原因の１つに、チーム内に本来、脂の乗り始める24～27歳の主力選手がほとんどいないことが挙げられる

とコメントしていた。

そして加入するのが、川口能活、茶野隆行、崔 龍洙というアトランタ組＿|￣|○
(＋村井慎二)
補強ポイント的には間違ってはいない。。。
「常勝・磐田・没落２」を見てもらえばわかる通り、ＧＫとＤＦを補強している。
予想スタメンは、ＧＫ川口、ＤＦ鈴木秀、田中誠、茶野、ＭＦ服部、福西、名波、西、村井、ＦＷ崔 龍洙、グラウ(　ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ
見えてきた光である、前田、太田、成岡、菊池、カレン(ついでに河村も)は当然構想外なんだろうな。

前にも述べたが、横浜ＦＭは、かつて大胆な若返りを図り、チームは低迷期を迎えた。
井原、小村などのベテランを放出し、松田を軸に中澤を獲得し、チームどころか日本をも支える存在へと成長した。榎本達は川口の移籍でチャンスを得て、今やＪリーグでも屈指のＧＫへと成長した。
その若手が経験をつみ、０３年の完全制覇、０４年の３ステージ連続優勝、２年連続年間王者となった。

今の磐田は、横浜とは違う。
混迷期であるにも関わらず、若手が責任を取らされる格好になる。責任を押し付けられるだけのチャンスを与えられていないにも関わらずだ。
自分は「ベテランだからダメだ」という論者ではない。確固たる信念のもとであれば、異論を唱える気はない。
だが、今の磐田は１００％間違った方向へ進んでいる。
３年の長期契約を結び、人事にも口を出せる立場にありながら、このダメっぷり。

どうせ獲るのなら、浦和の山瀬が良かった。
名波とはタイプが異なるモノの、名波の位置に入る山瀬は見てて面白いと思う。
熱くなるモノが欲しい！！熱くさせる選手を使ってくれ！！！
見たいのは監督ではない。選手のプレーなんだ！！！

前田のテクニックに優れるふところの深いドリブル。
カレンのスピードある突破。

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